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デザイナー 声優 神姫解説 性格セリフ一覧 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 ステータス情報親密度Lv1 親密度Lv100 ブーストステータス 覚えるパッシブスキル一覧早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 神姫固有武器補正得意武器 不得意武器 神姫考察攻撃力 防御力 機動力 総評 神姫攻略法 お迎え方 アップデート履歴 コメント デザイナー 島田フミカネ(ストライクウィッチーズ、メカ娘等) 声優 白石晴香(ゴールデンカムイ:アシㇼパ、干物妹!うまるちゃん:本場切絵、他) 神姫解説 FRONT LINE社が極秘裏に開発を進めていた次世代神姫。高速機動を重視した軽量化と高出力のブースター実装を両立、特徴的なアックス一体型の対物ライフルにより、アウトレンジでの精密射撃、相手に肉薄してからの強力な斬撃を基本戦術とする。基本AIはメイド的な設定となっているが稀にお嬢さま然とした高貴さを強く発現することがある。 名称:猟兵型エーデルワイス(りょうへいがたえーでるわいす) メーカー 素体:FRONT LINE 武装:FRONT LINE 型番:FL022 フィギュア発売:2019年01月25日(下記も参照) 主な武装:M12ダブルサーベル・シュペスタ(バトコンでは双斬撃武器として実装) GEモデルJR7イェーガーズライフル(バトコンでは腰持ちヘビーガンとして実装) 愛称「狩り子」「エデ子」「エーデル」。 本作の稼動前時点では作中での存在を公表されておらず、稼動開始と共にサプライズ実装が明らかになった神姫。 彼女は武装神姫ではあるが、かつての公式展開当時に発売されていたコナミ内製のフィギュアではなく、ずっと後年に模型メーカー・コトブキヤが、自社のブランド「メガミデバイス」のコラボレーション企画の一環として発売したプラモデルである。 このメガミデバイスに採用されているマシニーカ素体の開発には、かつてMMS素体を設計開発した浅井真紀氏が深く関わっており、デザイナーたるフミカネ氏の存在と相俟って、まさに“武装神姫直系の子孫”といっても過言ではないだろう。 こうした理由から、2020年時点では中古品を探さなければ入手出来ない事の多い神姫達の中では入手難度が比較的低く購入しやすい部類……だったのだが、その後の世相の変化もあって2024年現在時点ではすっかり入手困難になってしまった。 また、最近のプラモデルと言う事で細密さや関節可動域はMMS時代の神姫に比べて大きく向上している反面、耐久性・強度という面ではどうしても一歩劣らざるを得ないという事、プラモデルの宿命で買ったら組立作業が必須、つまり「すぐ取り出して遊べる訳ではない」事にも留意されたい。 特に破損しやすい関節部分については、ディーラー製の金属パーツに置き換えるのが有効である。 次世代型神姫であるという事を強調する為か、またはプラモデルでのデザインや構造を意識してなのか、他の神姫達と異なり各部にネジ穴のないボディーが特徴。 強力な実弾による精密射撃、相手に肉薄してからは背部に折り畳まれているリアアームにマウントされた4振りの剣も併用し、リーチに優れた強力な斬撃をおこなう事が出来る。 本来はスマホゲーム「武装神姫R」の登場キャラクター名義であるものの、同タイトルは(2024年3月現在も)まだリリースされていない。 そのためか、発売以来「メガミなのか神姫なのか良くわからない存在」として、主に古参神姫マスター達の間で物議を醸してきたが、本作バトコンのリリースと同時にサプライズ登用された事で、そのようなイメージはめでたくも払拭された。 なお、レイドボスバトル(第一回および第二回)には、その「R」の世界/時代から来訪したと思われる「謎のエーデルワイス型」が、NPCとして登場する。 (彼女によれば、この時点での登場敵「バグ」は、本来バトコンの世界/時代には存在しないらしいが…?) この時点では神姫本体と各防具にバグ・レイドボス両者からのダメージを約5%ほど軽減する効果があったが、登場敵が「エラー」に変わった第三回以降は無くなったものと思われる。 性格 基本AIはメイド的な設定となっているが、稀にお嬢様然とした高貴さを強く発現する事がある。 (実は長らく設定は公開されておらず不明のままだったが、バトコンのリリースと共に明らかとなった) それまではエルフ耳とか付属表情の影響で姫騎士とかくっころとか村を焼かれたエルフとか言われてた メイドらしく家事をしっかり熟しマスターに尽くそうとする姿勢が全面的に見られる。 時にはベッドの下に隠してる本を勝手に並べたりもするが また紅茶好きとしての側面もあり、拘りのあまり悩み過ぎて決められないという事もあるようだ。 セリフ一覧 + 私の実力、思う存分にご披露するわ! ログイン時 通常(朝) おはよう。今日も1日よろしくね。 おはよう。お目覚めの紅茶は何にする? 通常(昼) ごきげんよう。今日の調子はいかがかしら? こんにちは。お部屋の掃除は済ませてるわ。いかがかしら? 通常(夕) ごきげんよう。上質な紅茶を用意してるけど、一緒にどう? こんにちは。美味しそうなケーキを用意してるけど、一緒にどう? 通常(夜) おかえりなさい。ご飯にする?お風呂にする?それとも、やっぱりバトルかしら? こんばんは。ディナーの準備は出来てるわ。席に座って待っててね。 通常(深夜) こんばんは。もう今日の家事は全部終わっちゃったわ。何かあれば遠慮なく言ってね。 おかえりなさい。夜食が必要なら、すぐに準備するからね。 年始 あけましておめでとう。今年もよろしくね。はい、お雑煮どうぞ。え、お餅が入ってない?煮過ぎて溶けちゃったのかな…? (ボイス) あけましておめでとう。今年もよろしくね!お雑煮の準備は出来てるわよ。 バレンタイン 今日はバレンタインね。もちろん、手作りチョコを用意してるわよ…ほ、ホントよ! ホワイトデー えっ!?このクッキーを私に?ありがとう…大事に飾っておくわね/// エイプリルフール ゴールデンウィーク 夏季 暑いわねぇ。アイスクリームあるけど、どうかしら?も、もちろん自家製よ! 水着キャンペ ただいま期間限定イベント、開催中よ!特別に水着を着ちゃうんだから、期待しててね! 七夕 ごきげんよう。短冊の準備はできてるわ。願い事は準備できてるかしら? ハロウィン 大変大変!町中お化けでいっぱいなんだけど!べ、別に怖い訳じゃないんだからね!! 冬季 寒くなってきたわね。あったかい紅茶を淹れたから、一緒にどうかしら? クリスマス メリークリスマス!今日のためにおいしいご飯をたくさん作ったわよ!あら、肝心のケーキはどこにいったのかしら…? (ボイス) メリークリスマス!今日は、1日じゅう、専属メイドとしてお世話させてくれないかしら? 神姫の発売日 え!?この紅茶を私に?ありがとう、(オーナー)!私の発売日覚えててくれたのね!早速お茶菓子と一緒に頂きましょう! オーナーの誕生日 お誕生日おめでとう。今日はご馳走にしないとね!食べたい物、何でもリクエストしてね! 神姫ハウス 命名時 呼び方変更 (プレイヤー名)って呼ばれたい呼び方とかあるのかしら?よかったら教えてちょうだい。 (→決定後) (プレイヤー名)で良いのね?わかったわ♪ レベルアップ後 MVP獲得 3連勝後 やったわね、(オーナー)!これができるメイドの実力ってやつなのよ!褒めたい気分でしょ? 親密度Lv5後 もう、(プレイヤー名)ったら…!またお部屋を散らかしちゃって!私がちゃんとお掃除しないといつもこうなんだから! 親密度Lv10後 あら、こんなところにお菓子の食べカスが…。あっちには飲みかけのドリンクも…。こういうのはすぐに捨ててキレイにしておかないと! 親密度Lv20後 きゃあ!食べカスに虫が来てるじゃない!こらー!あっち行けー!ふふ、私に恐れをなして逃げ去っていったわね!私にかかればこんなものよ! 親密度Lv30後 お掃除終了っと!あら、こっちの部屋には本や雑誌が散らかっているわ!読んだ本はちゃんと片付ける!美しい部屋作りの基本よ! 親密度Lv40後 あら、ベッドの下にも雑誌がいっぱい!こんなところに置いてたらほこりが溜まっちゃう!とりあえずベッドの上に並べとこっと。 親密度Lv50後 神姫にとって本の片付けは大変だけど…、出来るメイドだってことを(プレイヤー名)に見せるためにもがんばらなくっちゃ…! 親密度Lv60後 お片付け終了っと!あら、あっちの部屋には服が散らかっているわ!脱いだ服はすぐに洗濯する!清潔な身だしなみの基本よ! 親密度Lv70後 ズボンや靴下が裏返しのままになってる…!もう、(プレイヤー名)ったら私がお世話しないとなーんにも出来ないんだから! 親密度Lv80後 せっかくの服が傷んじゃうからちゃんと分別して洗わないとね。こういう気遣いをサラっと出来るのが一流のメイドの証よね。 親密度Lv90後 はい、(プレイヤー名)!脱ぎっぱなしの服を洗濯しておいたわよ!シャツにパリっとして気持ちいいでしょ?私がお世話しているんだから当然よ。 親密度Lv100後 (プレイヤー名)!またお掃除しておいたわよ。どう、この美しいお部屋!見違えるでしょ?だって私は一流のメイドだからね!これからもずっとお世話させてね。 頭タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 胸タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 尻タッチ(親密度0~19) (親密度20~39) (親密度40~59) (親密度60~79) (親密度80~) 通常会話 (プレイヤー名)は紅茶をいただく時はクッキー派?チョコ派?どっちも美味しいものを用意してるわよ。 武装カスタム 戦闘力Up時 戦闘力Down時 武器LvUP時 素体カスタム 親密度LvUp時 出撃時 入れ替え バトル開始時 バトル中 撃破時 コンテナ入手時 被弾時 オーバーヒート時 スキル発動時 (能力強化系) (HP回復系) (デバフ系) (攻撃スキル) チャーミークリアボイス 家事は、お任せ。私が お世話を してあげる♪ 被撃破時 次出撃時 サイドモニター 応援時 交代時 被撃破時 バトル終了時 1位 当然の結果ね。だって、勝ちにいったんですもの! やったわぁ~!…ぁ。ちょっと、はしたなかったかしら… → ま、私が向かう所敵なしって感じね!ふふっ♪ 2位 くっ、まさか1位を取られてしまうなんて! → い、今のは本気じゃなかったわ。次こそ、私の本気を見せてあげるんだから! 3位 なんてこと!私のプライドはボロボロだわ! ふざけないで!こんな結果、絶対に認めないんだから! → 私の実力がまだ足りなかったと言うの?もっともっと努力しなきゃ! なんで上手く出来なかったんだろう。悔しい…! 4位 こんな結果になるなんて。屈辱以外の何物でもないわ… → なんで上手く出来なかったんだろう。悔しい…! コンテナ獲得時 1位 コンテナも当然ゲットよ。出来るメイドは違うでしょう?ふふっ♪ 2位以下 で、でもコンテナはゲットしてるわよ。次こそ私の本気、見せてやるんだから! LvUP時 神姫親密度 マスターレベル 神姫ショップお迎え時 はじめまして。紅茶はお好き?よかったら一緒にどう? はじめまして。身の回りのお世話なら、私に任せてよね! ゲームオーバー時 お疲れ様。次のバトルも私に任せてよね。出来るメイドは違うってとこ、見せてあげるわ。えへっ♪ その他 カラフルコンダクト ご一緒に、お茶などいかがかしら スキル発動時 私の本気、見せてあげるわ! + リセット開始 神姫の想い、大切に。 + 選択した神姫をリセットします。よろしいですか? リセット開始 え…リセット?悪い冗談はよしてくれない?笑えないわよ! はい を押す 嘘でしょ…嘘だと言って!もう私のお世話は必要ないって言うの!?お願い…嫌… はい を押す(二回目) そうなのね…分かったわ。笑顔でお別れしたかったけど、無理そう…さよなら… リセット完了 はじめまして。紅茶はお好き?よかったら一緒にどう? リセット取消 や、止めるのね…ハッ!私を驚かそうってそうはいかないんだからっ!もぉ!知らない! 親密度○時イベントのオーナーの呼び方 マスター・ご主人様・お兄様 ステータス情報 親密度Lv1 ATK DEF SPD LP BST N 50 30 105 300 100 R 55 35 115 350 120 SR 60 50 125 400 140 UR 65 45 135 450 160 親密度Lv100 \ ATK DEF SPD LP BST N - - - - - R - - - - - SR - - - - - UR - - - - - ブーストステータス 1/s ダッシュ速度 ダッシュ時ブースト消費量 ジャンプ時ブースト消費量 対空時ブースト消費量 防御時ブースト消費量 ブースト回復量 ジェム回収展開速度 N 1030 85 50 20 70 150 3500 R 1120 105 70 40 90 3520 SR 1210 125 90 60 110 3540 UR 1300 145 110 80 130 3560 覚えるパッシブスキル一覧 クリーンヒット【エーデルワイス専用】低確率で相手をスタン状態にする ジェムの出す量軽減[小]敵に攻撃された際のジェムの出す量を少なくする 早熟型のパターンで覚えるパッシブスキル 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 体力最大値アップ[小]体力の最大値を上げる ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる ホーミング性能アップ[小]射撃時の弾のホーミング性能が上がる 防御力アップ[小] *要限界突破(L110)防御力を上げる ダッシュブースト消費量減少[中] *要限界突破(L120)ダッシュする際のブースト消費を減少する 通常型のパターンで覚えるパッシブスキル ブースト最大値アップ[小]ブーストゲージの最大値を上げる ため威力増加[小]タメ攻撃の威力を上げる 攻撃力アップ[小]攻撃力を上げる 射程増加[小]射程距離が伸びる 体力最大値アップ[小] *要限界突破(L110)体力の最大値を上げる 射撃弾数+2 *要限界突破(L120)射撃時の残りの弾数を増やす 晩成型のパターンで覚えるパッシブスキル 射撃弾数+1射撃時の残りの弾数を増やす クリティカル防御アップ[小]クリティカルダメージを抑える クリティカル発生アップ[小]クリティカルが出る確率が上がる ため威力増加[小]タメ攻撃の威力を上げる ダッシュブースト消費量減少[小] *要限界突破(L110)ダッシュする際のブースト消費を減少する 攻撃力アップ[中] *要限界突破(L120)攻撃力を上げる 神姫固有武器補正 得意武器 +40% 腰持ちヘビーガン +30% 双斬撃武器 +25% 片手斬撃武器 不得意武器 -30% 格闘打撃武器・片手打撃武器・両手打撃武器・下持ちヘビーガン 神姫考察 攻撃力 腰持ちヘビーガンの補正値が一回り高くまずまずの火力を誇る。ただ専用スキルとの相性は微妙で折角ピヨらせてもリキャストに時間が掛かるためダメージを伸ばしにくい。あくまでピヨってる内に間合いを取れる程度と捕えよう。 また双斬撃武器や片手斬撃武器も標準程度には火力が出せる。こちらはピヨらせれば刻み放題な為専用スキルを活かした運用が期待出来る。 防御力 プラモ神姫である事を反映しているのか、素の防御力が低く防御系スキルもあまり覚えない為脆弱。 機動力 マスクステータスで他神姫よりもダッシュブースト速度が若干速い。最速ではないものの機動性は良い。 総評 とにかく腰持ちヘビーガンを扱えてなんぼなので、腰持ちヘビーガンの扱いに自信があるならオススメ。近距離武器も護身用の双斬撃武器と隙が無い。 専用スキルは発動率約20%。スタンとはピヨピヨ目を回してる状態のこと。発動すれば煮るなり焼くなりできるが、発動率が低い。しかも腰持ちヘビーガンを持たせる場合、回転率が低いためより効果を体感しにくい。遠距離戦ではスタンすればラッキー程度に。 一方ヒット数を稼ぎやすい双斬撃武器とは相性がよい。固有を活かすなら双斬撃武器を主軸に置こう。 解放パターンはどれも一長一短。早熟型は攻撃型。通常型はバランス型。晩成型は射撃弾数+1は強力だがクリティカル関連が扱いにくいバランス型。どれを狙うかはオーナー次第。個体値と噛み合えばより個性を活かせるだろう。 神姫攻略法 お迎え方 稼動開始(2020/12/24~)から神姫ショップに登場 アップデート履歴 コメント エーデルワイスだけ異常なスピードで武装なしでもかなりのカサカサ具合、コンテナ奪われたらまず追いつけない明らかな調整ミスだと思われる… -- 名無しさん (2021-01-05 02 50 57) 今日久々に遊んでみたらURのエウクランテちゃんと、エーデルワイスちゃん出ました٩( ω )وやたぁぁぁ! -- 匿名 (2021-02-16 17 01 58) エーデル通常型Lv110時、体力アップ小だった -- 名無しさん (2022-02-27 20 53 38) エーデル通常型lv120 弾数+2だった -- 名無しさん (2022-03-25 02 04 16) 晩成型でダッシュブースト減少[小]覚えました。レベルはわからないですが、100-110の間です。 -- 名無しさん (2022-03-26 21 28 25) 晩成型120で攻撃力アップ[中]覚えました。 -- 名無しさん (2022-04-03 21 19 22) 早熟110で防御力アップ[小]、120でダッシュブースト消費量減少[中]覚えました。 -- 名無しさん (2022-05-19 21 14 57) 名前 コメント
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SHINKI/NEAR TO YOU Phase02-5 神姫センターのフロア内を、色とりどりのレーザーが駆け巡る。 観衆の期待が膨らむ中、鳴り渡るファンワーレ。筐体上部に設置されたスクリーンに <MAYANO SPRING CUP ~THE JUNIOR S FINAL~> の文字が刻まれると、その高まったボルテージが一挙に解放された。 『さあ、いよいよ決勝戦となりましたマヤノスプリングカップ・ジュニアトーナメントッ! この試合に勝利し、武装神姫ジュニアユーザーの頂点に立つのはどちらのチームだぁぁぁっ!』 スクリーン画像が切り替わり、筐体の一角にスポットライトが浴びせられる。 『この舞台に立つのは、やはりこのチームだった。マスター伊吹舞と有馬シュン、神姫ワカナ&ゼリスっ! 当神姫センター上位ランカーと大会初参加のニューフェイスの組み合わせというこのコンビ、決勝ではどんなバトルを魅せてくれるのかぁぁぁっ!!』 スクリーンに映るワカナとゼリスの姿に声援が送られる。続いて、今度はティグリースとウィトゥルースが映し出される。 『それに対するのは西からやってきた双子チーム。マスター金町笑太と福太、神姫アテナ&リアナだっ! 先月関西から引っ越してきたばかりというこの兄弟は、そちらの大会で優勝経験もある強豪だぞっ! この風雲児たちが、大会に嵐を巻き起こすのかぁぁぁっ!?』 司会のアナウンスに応じるように、金町兄弟は観客に向かって勢いよく手を振る。 「会場のみなさん、よろしゅうな~!」 「オレらめっちゃ頑張るんで、期待したってや~!」 元気に声を上げる笑太と福太。続いて神姫たちがモニターに向かってアピールする。 「ウチが関西仕込みのバトルをみせたるで! 寅は西の守護神やしなっ」 「ううっ……アテナちゃん。西の守護神は白虎で、寅の方角は北東のことですよぉ?」 リアナの指摘にアテナが「それを早く言わんかいっ」と逆ツッコミで返す。 ひょきんな笑顔で挨拶する双子と神姫たちの愛嬌たっぷりな姿に、群衆のあちこちから笑いと拍手が送られる。 「……あのふたり見かけない顔だと思ったら、最近引っ越してきた子だったのね」 「しかも、向こうじゃ相当な実力者だったらしいな。道理で自信があるわけだ……」 筐体のシートで伊吹と会話しながら、シュンは対戦相手を睨む。いずれにせよ、油断ならない相手には違いない。 チラリと観客たちに目を向ける。そこでは妹の由宇が試合を見守っている。 シュンの視線に気がついた由宇が手を振った。それに軽く頷き返し、彼はエントリーボックスに向かう相棒に声を掛ける。 「いけそうか、ゼリス?」 「はい、流石はユウです。これならば全力で戦えます」 武装の調子を確かめながら、ゼリスは自信ありげに答える。 由宇は宣言通り、この短時間のインターバルでオーラシオン武装を万全なコンディションに仕上げてみせた。これは兄として妹の分まで頑張らないとな。 「ぜっちゃんの調子もばっちりってことで、飛ばしてくわよワカナ?」 「アイアイサ~、だよ~」 筺体内にエントリーしていくワカナを見送る伊吹。 「さあ、シュッちゃん。準備はいい?」 これから始まる試合を楽しむように不敵な笑みを浮かべる彼女に、シュンは大丈夫だとガッツポーズで答える。 「ああ、やってやろうぜ!」 「ふふ……じゃあ、行くわよっ!」 4人のマスター、4体の神姫がそれぞれ配置につく。 『さて、ここで大会本部から大発表。な、な、なんと! 決勝戦は今回特別に用意されたスペシャルステージが使用されるらしいぞぉ! この未知のバトルステージが、果たしてこの試合にどんな影響を与えるのかぁぁぁっ!?』 司会者がここぞとばかりに大音量のマイクパフォーマンスで盛り上げる。観客たちの歓声が、熱狂の渦となって会場を包む。 沸き立つ会場とは対称的に戸惑いをみせる神姫たちの足元で、フィールドがワイヤーフレームと化しながら再構成されていく。 「これって……台所?」 シュンの目の前で再構成されたバトルステージ、その姿は一般家庭のキッチンそのものだった。 シンクに浸る食器、まな板に転がる包丁と野菜、大型の冷蔵庫に張られたホワイトボードには晩御飯の献立まで書かれている。 まるでどこかの住宅から持ってきた台所を、そのままゲーム筐体内に収納したかのようだ。 「……誰がこんなマニアックなステージ考えたんだよ」 「でも、意外とウケてるみたいよ?」 伊吹の言う通り、観客の反応は悪くないようだ。 子どもの日だけに親子連れが多く、主にそうしたお客さんたちはこの意外な最終ステージをおもしろがって喜んでいる。その点では、客層と需要を見越した良い趣向なのかも知れないが……。 「問題ありません。例えどんなステージであろうとも……要は、勝てばいいのでしょう?」 あっさりと言い切るゼリスに、シュンは苦笑する。 『それではマヤノスプリングカップ・ジュニアトーナメント決勝戦……試合開始ですっ!!』 大歓声と共にスクリーンに<GAME START>の文字が表示される。 それと同時に、4体の神姫が一斉に飛び出した。 真っ先に動き出したのはウィトゥルースのリアナだった。 「せ、先手必勝ですよぉ」 丑型MMSウィトゥルースの武装は、大型砲を装備した砲撃戦タイプ。 だからこそ一刻も早く有利な地形に陣取ることで、イニシアティブを得る。フロートユニットは加速力はないが低空をホバリングすることで障害物を無視できる、つまり目的地までの最短距離を移動可能なのだ。 目指すはこのフィールドで最も高い座標――大型冷蔵庫の上。 リアナは近くの踏み台や棚を越え、砲撃に最も適したその場所へ向かう。 「させないの~っ」 それをマオチャオのワカナが追いかける。 相手の策をいち早く看破した伊吹の命を受け、ワカナは獲物を狙う猫さながらの動きで障害物を飛び越え、さらに研爪(ヤンチャオ)を鉤爪代わりに引っかけ棚をよじ登る。 みるみるうちにワカナとリアナの距離が詰まっていく。 「残念、それはウチの台詞やで!」 その横から、出し抜けにティグリースのアテナが飛び出した。 寅型MMSティグリースは武装をリアユニットに集中させることで、ブースター推力を高めた強襲形態になることができる。アテナは一気にワカナに並ぶと、そのままリアユニットのサイドパーツを両腕に装着。大型ガントレット炎虎甲で殴りかかる。 その拳撃を、ワカナは自らも拳を合わせることで迎撃。 ――激しくぶつかり合う炎虎甲と研爪。 衝撃で双方ともに吹き飛ぶ。その隙にリアナは悠々と前進していく。 「ははっ、アンタの相手はウチがするで」 「――では私は、遠慮なく通らせてもらいますね?」 ドヤ顔でワカナと対峙するアテナ、その頭上を白い影が飛び越えた。 装甲を輝かせ、オーラシオンのゼリスがフィールドを駆ける。慌ててアテナが追おうとするが、今度はそれをワカナが阻止。 その間にゼリスは一足飛びに棚を飛び越えた。 オーラシオン武装の両肩アーマーに搭載されたアークジェットが、空中での姿勢制御と同時に推進剤を噴射――放たれた矢のごとく一直線に加速。 冷蔵庫の頂へ手が届く寸前だったリアナに、強烈なキックをお見舞いした。 バランスを崩したリアナは地上――キッチンの床に落下する。 辛くもフローリングに軟着陸を果たしたリアナに、アテナが駆け寄る。そこから離れた地点ではゼリスが繰る繰ると華麗に着地、続いてその隣にワカナが飛び降りてくる。 「ふん、やるやないかい」 「ただの挨拶代りですよ」 憎らしそうに睨みつけるアテナに、ゼリスは涼しい顔で返した。 「なんや、お兄さんも人が悪いなあ……」 「せやせや。あんな機動力ありながら、今までの試合では隠しとったんか?」 「……別に隠してた訳じゃないさ。ちょっと本調子じゃなかっただけだよ」 先手を取る作戦が失敗した双子は不満そうだが、事実――シュンも万全な状態になったオーラシオンがどれだけの性能を発揮できるか分からなかったのだ。ゼリスは平然としているが、正直ちょっと冷や冷やした。 そんなシュンの気持ちに気づいてか、ゼリスがこっそり片目をつぶる。 (……心配ないから、安心しろってことか) シュンはゆっくりと息を吐きながら心を落ち着ける。どうやらオーラシオンは、想像以上にゼリスの力を引き出せているようだ。ならばここからが本番。 アテナとリアナはこちらを警戒するように攻めてこない。ゼリスとワカナはジリジリと移動しながら隙をうかがう。 開始直後の攻防から一転、フィールドで繰り広げられる静かな駆け引きに、会場の空気がピリピリと張りつめていく。 神姫たちは互いに牽制し合い、故に攻撃に転じるキッカケがつかめない。そして彼女たちは、そのキッカケを与えてくれるのがマスターの役目であると知っている。 「ワカナ、旋牙(シャンヤ)で突撃よっ!」 「アテナ、風神雷神で迎え撃てい!」 「こっちは援護にまわるで、リアナ!」 それぞれのマスターの指示に従って、三体の神姫が同時に動き出す。 「あっ? えっと……」 その中でシュンはとっさに指示を出すことができず、ゼリスだけが遅れてしまう。 ワカナのドリル攻撃を、アテナが両手に持った剣で受け止める。飛び退くワカナ、その引き際を狙ってリアナの砲撃が着弾。 その衝撃に、ワカナはシールドを張って耐える。 「シュン、ワカナさんを援護しますか?」 「あ、ああ……頼むっ」 一気に攻勢をかけようと剣を振りかぶるアテナ、それをゼリスが右手のハンドガンで狙い撃つ。続けて左で二丁目のハンドガンを取り出すと同時、リアナにも射撃を加える。たまらず相手は回避に転ずる。 「ふにゃ~、助かったよ~」 相手が引いた隙にワカナはいったん後退。何とか窮地を脱出できたことに、シュンは安堵の息をついた。 「シュッちゃん、それにぜっちゃんも。遠慮せずに、もっとガンガン攻めてちゃっていいわよ?」 「りょ、了解……」 伊吹に返事をしながらシュンは焦っていた。 バトルでは一瞬の隙や油断が命取りになる、だからこそマスターの判断力が問われるのだ。さっきのような場面で神姫に的確な指示を送れないでどうする。 足手まといにならないように――それすら出来ないようじゃ、ただの役立たずじゃないか。 そんなシュンの動揺を察したように、金町兄弟がニヤリと笑う。 「なかなかやるやん。けどこの程度じゃ、オレたちには勝てへんで!」 「せや。コンビネーションアタック、受けてみいっ!」 マスターの掛け声に反応して、アテナとリアナが縦に並ぶ。 前衛にアテナ、後衛にリアナがつくフォーメーションだ。 「か、覚悟してくださいよぉ」 リアナが武装に増設されたミサイルポッドから、誘導弾を一斉発射する。 噴煙の尾を引きながら迫る、対空地ミサイルの群れ。ゼリスとワカナは回避するものの、ホーミングする弾頭につきまとわれて振り切れない。 「そこや! いくで、疾風迅雷!」 裂帛の気合を込めてアテナの持つ双剣、風神雷神からそれぞれ衝撃波と雷撃が放たれる。 ミサイルの対応に追われていたゼリスとワカナは反応が遅れ、その直撃を受けてしまう。 「ゼリス!?」 「ワカナ、大丈夫っ!?」 「うにゃああ……ダイジョーブ、なの~」 電撃に痺れたワカナが目を回している。その後ろではゼリスが「少し……油断しました」と顔をしかめている。 「ははは、まだ安心するには早いで~」 「いきますよぉ、バーニングインフェルノですぅ!」 息を継ぐ暇も与えぬアテナ&リアナチームの追撃。 リアナの背負う大型砲、インフェルノキャノンから極太の電子ビームが発射された。 「ちょ、ま……」「避けてっ!」「ふにゃにゃっ!?」「くっ……」 どれが誰のものかも分からない叫びが、爆発にかき消される。 光と爆風の奔流がゼリスとワカナを飲み込んだ。 ▲BACK///NEXT▼ 戻る
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武装神姫のリン 番外編 「勇者特急!?」 今日は休日。 ということで皆で出かけようと思っていたのだが……あいにくの雨。 結果家でごろごろすることになった。 でリンと茉莉は昼食を作っている。 俺とティアはヒマなのでネットを(エルゴ特製の通信ユニットで訓練機の機能を使ってカメラアイに直接ページが表示されるように改造されている)していた。 するとティアが俺のPCにあるページを表示した。 「さあ、これで君もGとjになろう!! ガオガイガー&キングジェイダーセット!」 ……目が点になった。 「なあ、ティア、これ欲しいのか?」 「もちろんです。最近ネットを騒がせているGと突然現れた彼女の仲間。Jになりきれるセットですのよ。これをお姉さまといっしょに着るのです。」 まあたしかに、リンとティアはちょうど黒と白だけどな……値段は……6万!!! 「却下!!」 「そんな、愛するお姉さまへのプレゼントですよ。ソレぐらい出してください」 「あーーーリンは欲しいなんて言ってないだろ。」 ……なんだか背にいやな空気が…… 「マスター、ダメですか?」 目に涙を浮かべたリンがいた。 ダメだ、そんな顔されると勝手に身体がマウスを操作していく。 カゴに入れるボタンをクリック……する前になんとか自らの意思で腕を動かすことに成功。 6万の出費からなんとか逃れた。 その代わり。 「こっちならどうだ、勇者特急マイトガイン+マイトカイザーセットでグレートにも合体可能!!」 値段は2万。こっちなら何とか出せる値段だ。 「え~ちょっと古いのではなくて?」 「今から考えるとガオガイガーも十分古いわ。Tv放送されたのがたった数年の違いだぞ。それに俺はこっちの方が好きだ」 「マスター、私はこっちのほうが好きかもしれません」 「お、さすが俺のパートナーだ。」 そういうわけで即注文。 で1週間後、届いたわけだが…… 「マスター……大きいです。」 「大きいですわね、ご主人様。」 「ああ、予想以上にデカイな…」 ウチに届いたのは注文したセットに加えて同スケールの基地、および残りの勇者達のセット。 なんでもメーカー通販で10000人に1人当たる豪華なセットが当たったらしい。 「亮輔……これはどういうことなの」 さすがにこんな大荷物が届くとは思っていなかった茉莉が怒っている。 「いや、なんか抽選で1万人に一人当たるものが当たったらしい…」 「これの置き場所は亮輔の作業室ね。ソコ以外は認めません」 「ちょっと待て、こんなの置いたら基地だけで埋まってしまう!!」 そんな抵抗もむなしく、俺の部屋は勇者特急の基地になってしまった…… 「チェーーーーーンジィ、マイトカイザー!!!!」 ティアが叫ぶとドリル特急に繋がれたコンテナから小さなマシンが5機飛び出し、ドリル特急本体がティアの身体を包む。 そして5機のマシンが次々と合体。最後にコンテナ後部のウィングが背に装着され、右手でドリルを掴んでマイトカイザーが完成した。 「お姉さま、グレート合体ですわ」 「ぐ、…グレート、ダァーーーーッシュ!!!」 最初は少し恥ずかしそうにしていたが、それを振り切ってリンが叫ぶ。 するとマイトカイザーが瞬時に分離。 ティアの身体からドリル特急の本体が離れてリンが合体しているマイトガインの胸部に取り付く。 そしてマイトガインの元の手足にマシンが合体。 足は下駄をはくように合体するのがグレート合体の醍醐味だ。 そして最後にドリル部分が胸部に接続され、ドリルが3つに分かれて開く。 ソコにはMGの2文字。 そうしてグレートマイトガインが完成した。 グレート動輪剣を持って構える。 「…輪じゃなくてリン。かっこいいぞ!!」 俺は柄にもなくデジカメでGマイトガインとなったリンの写真を撮りまくる。 最後に必殺技の『真っ向唐竹割り』をしてくれ!!とたのんだ。 グレート動輪剣の中心にある車輪状のパーツが唸りをあげてビームの刃が展開……展開?? 「ちょっと、ストーーーープ!!」 制止も間に合わず、リンはおもいっきり動輪剣を振り下ろしていた。 その結果俺の部屋はフローリングを真っ二つに切断し、コンクリートの下地にまで傷をつけていた。 そうして俺の作業部屋は開かずの間となり、マイトガインの基地セットはめでたくエルゴに寄付されることになりました。 ちなみにリンがGマイトガインを気に入ったのは… 「えっと、「だからドリルは取れと言ったのだ…」ていうセリフが好きだったんです」 どこでそれを聞いたんだ、しかもそのドリルは轟龍のものだし……orz おわり。 オチがなくてすみません(泣) TOPへ
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春の風にしてはやや肌寒い感じが残る鳳凰カップ初日 雲ひとつない日本晴れがまさにイベント日和といった感じだろうか 予選開始時間は十時 初日である今日の予定はバトルカップ予選とブース出店 ちなみにバトルカップの解説は決勝リーグからとなっている だから今日の俺にはあまりやることがないのだ 本来イベントの始めにおこなわれる開会式は軽く開会宣言のみで、主催者挨拶なんかは決勝リーグ前におこなわれるらしい 御袋曰く「運動会前の校長先生のお話ほどやる気が無くなるものはないからねぇ~」とのこと 俺はその判断に激しく同意していた 「グッジョブ、御袋…」 そう頷く俺の両隣には 「うっわぁ~スッゴイ人の数~」 「こんなに大掛かりなイベントだったのか?」 と人間大のマオチャオとアーンヴァル 言わずもがな、神姫のコスプレをしているインターフェイス使用中のミコとユーナである ………やっぱり神姫なのに神姫のコスプレするのってなんかおかしいよなぁ いや、俺がさせてるんじゃないよ?よいこのみんなならば犯人が誰だか解ってくれるよな? そう、犯人は勿論今回の祭りの主催者にして俺の宿敵… 「ふおっほっほ、やはり似合っとるぞ美子ちゃん、優奈ちゃん!」 うちのクソジジイさ 「兼じぃだ~」 「でたなジジイ」 「くたばれジジイ」 「登場して間もないのに凄いブーイングじゃな…」 美子、優奈、俺の三段コンボは老人の心を少し傷つけた 「当たり前だ。なんたってこいつらにこんなかっこさせにゃならんのだ」 いくら神姫のイベント会場にいたとしてもこいつら二人の格好はかなり目立つ それとともに俺も一緒となると吊るし上げをくらったようなもんだ 正直周りの目線がキツイ オイコラ、勝手に写メを撮るな 「祭りには可憐な華が必要じゃろ。二人には祭りの盛り上げ役として力を貸してもらいたくてのぅ」 可憐な華? こいつ等が? うん、それじゃあよいこのみんなもお兄さんと一緒にジジイに並んで二人の姿を観察してみよう!! 俺は前にも見たことはあるんだが、この際上から下までジックリと観察してみることにする うちの三人の中では一番小柄な美子 控えめな胸、細身の体、そしてくりくりとした目のはちょっと危ないロリ属性 「にゃ……お、お兄ちゃん…」 すらっと伸びた両足、結構ボリームのある胸、オレンジ交じりの髪から覗く首筋、赤くなった頬に少しつり目のツンデレ属性、優奈 「あ、アニキ…目が……えろいぞ…」 というか二人ともモジモジと身悶えするんじゃない お前らのほうがよっぽどえろいからさっきよりも周りの視線が集まってるじゃないか 「後は毎朝優しく起こしてくれる幼馴染ぐらいは欲しいのぅ」 ボソッと老人らしからぬ発言 まぁこれは今に始まったことじゃないんだがな… 「老人の朝は早いから起こしに来るのは無理なんじゃねぇの?」 しかし、うちで朝起こしてくれる幼馴染キャラといえば俺の左肩に座っている奴が最も近かろう 「御爺様、私はよろしいのですか?」 一人だけ神姫素体のノアである 三人の中じゃ最も俺との付き合いは長いし、お互いのことも相当理解してる 朝起こしに来てくれるのもノアだしな もっとも、俺の中じゃ炊事に洗濯、掃除に買い物、何でも来いのクールな万能メイドさんのイメージが濃いのでそれもどうかと思ったりするのだが… 「ノアちゃんはいいんじゃよ。明人がこのイベントに参加するんじゃ。神姫を一人も連れとらん明人なんぞに価値はありゃせんわい!」 物凄く酷い言われようだがもっともなので言い返しはしない こちらとしても武装神姫のイベントに神姫も連れず、代わりに神姫のコスプレしている女の子を三人も連れて歩くウザイ野郎になることは御免こうむりたいのだ 「ノアちゃんは一番顔が知れとるからの。それにほら」 ジジイがノアにパンフレットを指差してみせる 俺たちは四人ともジジイの指差すパンフレットの位置を覗き込んだ そこはブース案内の國崎技研の紹介箇所 「國崎技研……ああ、ミラコロを共同開発してるとか言ってたな」 「そうじゃ。しかしあれからさらなる機能が追加されたんじゃ。國崎にできる若造がおっての…と、今言いたいのはそこじゃないんじゃ。内容を読んでみい」 ジジイに言われるがままもう一度パンフレットに目を落とす 「ヘンデル及びグレーテルのデモ、体験。グレーテルを使ったお菓子作りコンテスト。優勝商品はグレーテル通常版……お菓子作りコンテスト?」 「うむ、そこの『グレーテル』とは神姫用のシステムキッチンのことじゃ。なかなか小粋な宣伝をしよるわ。ふぉっほっほ」 神姫用のシステムキッチンねぇ… あいにくうちの神姫は普通のキッチンで毎日俺にメシ作ってるからなぁ… っておい、まさか…… 「ジジイ…コレにノアを出させようとか思ってんだろ?」 「薦めてみようと思っとるだけじゃ。無理にとは言わん」 なんだ…良かった ノアが出たら反則気味に有利になっちまうからなぁ 「無理に言わんでも結果はでとるからのぅ…」 「は? 何か言った…」 そこまで口にすると左肩から物凄い気配を感じる 悪い予感が渦巻く中、そぉっと視線を左に移すと… 「お菓子作りですか……ふふふふふ、腕が鳴ります」 地獄の番犬様が両目を閉じて微笑んでいらっしゃいました 燃えてらっしゃいます 橘家の台所番長様が闘志を燃やしてらっしゃいます 橘さんちの番犬さん、お菓子作りコンテスト参加決定… それから少しの間ブースを回る 大手企業各社に噂のアマチュア『F-Face』と三屋八方堂 凄い人の波でそれだけ回るとかなりの時間が経っていた バトルカップ午前の部が終了したことを知らせるアナウンスを聞き、俺たちは足を止める 「もうこんな時間か…」 「ひとまずアルティさんたちと合流しますか?」 「そうするか…」 携帯を取り出すと葉月からのメールが一件入っていた ブース、喫茶店LENに集合!(*^▽^*) 簡潔に記された用件と最後に顔文字… 「コレはあれだな。嬉しいけど内容は直接話したくてとり合えず早くメールしてしまえと……」 「よくわかるなアニキ…」 「まぁ一応あいつの兄貴だしな。とり合えず今のところ全員勝ってるみたいだ」 パンフレットを持っているノアのナビを頼りに待ち合わせのブースに向かおうとして思いとどまる 「おっと、おまえら…そのままだったらまずいな…」 「あ、葉月んがいるんだもんね~」 ノアのインターフェイス時は紹介してあるから問題ないのだがこの二人はまだだったりする というか説明するのがめんどくさい 「じゃあ鳳条院のブースまで戻るか?」 ミコとユーナのために鳳条院の企業ブース兼、総合本部の裏にロケバスを用意してもらっている そこで神姫素体とインターフェイスの交換を自由にできるようにとのジジイからの処置だ しかし、そこまで戻るのか…面倒だが仕方がない 少し遅れるとメールを早打ちすると若干早歩き気味で本部へと歩き出した 「兄さん遅いよ~」 予選も休憩時間となり、出場者や予選観戦客もブースの方へと移って来たので人の波も混雑して約束のブースまで15分もかかっちまった オープンカフェになっている喫茶店LENはランチタイムともあって大盛況の様子だ 「わりぃ、ちょっとあってな」 俺用に用意していてくれたのか、葉月とアルの間に空いている席に座る 「こっちにいたならそんなにかからないでしょ?」 一度本部に帰ったとも言えず、誤魔化すようにウェイトレスの男性を呼んで注文する ノアとミコはチキンサンド、俺とユーナはカツサンドのコーヒーセットだ 「で、調子は?」 俺の一言に全員がニヤリとする こりゃ聞くまでもねぇみたいだな 「無論、勝っている。私達はAグループで三戦三勝だ」 「予選は何試合だったけ」 「全四試合、それに勝ち抜けば決勝リーグにいける」 なるほど、アルとミュリエルは決勝リーグまで王手をかけているわけか… 「俺達はJグループで二勝中だ」 「私達も同じく二勝。グループはMで、次が三戦目です」 「私達はアルティさんと一緒で試合がスムーズに進んだから次で最後だよ。あ、グループはBね」 とり合えずグループは分かれたみたいだな 決勝リーグまで同士討ちということはなさそうなので一安心か 運ばれてきた昼食は物凄く美味かった ちらっと特設カウンターの方を見るとここのマスターであろう女性が黒葉の学生となにやら話しながらコーヒーを淹れている うをぅ…なかなかの美人だぞ 昴が気に入るわけだこりゃ… とぼんやり考えながらマスターを見ていた俺の両太股が葉月とアルに抓られた その後、食事を終えてから皆と別れる アル達は午後の予選開始までにはまだ幾分か時間に余裕があるらしく、予選会場に近い大手企業の方を見て回る言っていた 一緒に来いと誘われたのだが、さっきまで回っていたのでさすがにお断りしておくことにした それから俺たちは律儀にも再び本部まで戻り、ロケバスでミコとユーナを再びインターフェイスに変えてから一般参加ブースを見て回るために表通りに出たところで営業二課の渡辺さんを見つけた 「渡辺さん」 挨拶しておこうと見慣れた後姿に声をかける 「あぁ若、丁度よいところに」 振り向いた渡辺さんは少しホッとした様子 「ん? 何か俺に用事?」 「はい。ですが私ではなく…」 「久しいなアキヒト」 渡辺さんの後ろから俺の名前が呼ばれる 後ろを覗き込むと不敵な笑顔の少女が一人 「観奈ちゃん」 「フッ、挨拶に来てやったぞ」 國崎技研の社長、 國崎 悠人氏の愛娘にしてランキング72位のファーストランカー、國崎 観奈ちゃんである 「久しぶりなのだノアール」 「ミチルさん…」 彼女の頭の上にはパートナーである『白い翼の悪魔』、ミチルちゃんが乗っている 「久しぶりだな。たしかアメリカに行ってたんだって?」 「うむ、NY大会が目的だったのじゃ。なかなかの猛者ぞろいで楽しかったぞ」 楽しかったか…相変わらずカッコいい性格してるなぁ… 「優勝したんだろ? 大したもんじゃないか」 「む…ただ心残りがあっての」 心残りってか? 「むこうで戦ってみたい者がおったのじゃが、奴はもうアメリカにはいなくての…」 ほう、観奈ちゃんに注目される相手か… 「気になるな。誰なんだ?」 「アキヒトも多分知っておるじゃろ。アルティ・フォレストじゃ」 「……………」 「どうした?知らなかったのか、この大会にもエントリーしとるはずじゃぞ」 「ミュリエルとのバトルが楽しみなのだ」 知ってるよ よーく知ってるよ あ~んなとこやこ~んなとこまで知ってるよ… まぁ、いたいけな少女相手にそんなこと言える訳でもないけどさ 「わらわ達はCグループじゃからの。上手くいけば奴とは決勝リーグの二回戦で当たるというわけじゃ」 腕が鳴るのうと気合満々の観奈ちゃん 「…明人さん…お久し…ぶりです」 「うわぁ!!」 いままで気づかなかったが観奈ちゃんの後ろに一人の女子高生が立っていた 「…すいません…驚かせて…しまったようで…」 「あ…あぁ、いえ、こちらこそすいません」 さっきからいたのに気づかなかった俺のほうが悪いと思うんだが彼女は丁寧に頭を下げてくれた 「えぇ~と………どちらさまでしたっけ?」 その上俺はこの人のことを憶えてないのだ 俺って無礼者? 「…憶えて…いないのも…無理は…ありません…およそ…七年ぶり…ですから…ね」 七年ぶり…ん? この独特の話のテンポは… 「もしかして…斗小野会長のお孫さんですか?」 「…はい…斗小野 水那岐…です…」 驚いた 何にって…彼女の容姿は七年前の社交界で会った時とそっくりそのままだったのだ え~と、確か俺より二つぐらい上だったように記憶していたんだが… 「…ほんと…お久しぶりです…とは言っても…明人さんの…活躍は…いつも…メディアで…拝見…させて…もらって…いますけど…」 「あぁ、それは恐縮です…えと、水那岐さんも武装神姫、始められたんですか?」 彼女の両肩にはジルダリアとジュビジーが 「…ええ…まだ…始めた…ばかりですが…二人とも…挨拶…」 「やっほー。私は火蒔里。ひじりんって呼んでね♡」 「花乃ともうします。明人さんにノアールさんですね。お二人のことは存じております。御会いできて光栄です」 眩しい笑顔で手を振るひじりんと礼儀正しくお辞儀をする花乃ちゃん 「そりゃどうも。もしかして二人も大会に出るんですか?」 「…ひじりんは…アクシデントで…出れなく…なりましたけど…花乃が…頑張って…くれて…います」 「それじゃあ今のところ…」 「…ええ…次は…Iグループの…三回戦です」 ルーキーなのに大したものだ こう見えて水那岐さん、センスあるのかもな… 「それよりもノアールだけでミコとユーナの姿が見えんが…」 いつのまにか美子にだきしめられている観奈ちゃん 「あ、あいつらは…」 アナタを思いっきり抱きしめてますよ~とも言えないよなぁ… つぅかお前は何やってるんだよ美子!! (だって可愛いんだもぉ~ん♡) 目線で返事をするな 「二人は御爺様のお手伝い中ですよ」 ノアのナイスフォロー 確かに嘘は言ってねぇよな… 「ふむ、だからアキヒトはこんな美少女を二人もたぶらかしていたと…」 ジト目になる観奈ちゃん いや、誤解だってば たぶらかしてねえし、噂のお二人はここにいますってばよ 「まぁ、わらわが言うのもおかしな話だがな…」 と、微笑交じりの最後の言葉がひっかかったが… 「それで、解説者様がこんなところで何をしているのじゃ?」 「解説は決勝リーグからだからな。今日はこれからおたくのブースでお菓子でも作りに行こうかと」 「なに、まことかっ!? それならば共に来るがよい。わらわも恋人に会いに行くところじゃ」 「恋人?」 おませさんですね、最近の小学生は… 「うむ。おぬしに劣らず男前じゃ!」 いや、観奈ちゃんの恋人だろ? 小学生か、少し年上でも中学生くらいだよな… それと比較さてれも複雑な気分だぞ 「ほら、行くぞ!!」 観奈ちゃんに背中を押され、俺たちは國崎技研のブースへと向かったのだった 追記 鳳凰杯、警備隊本部 「いまのところイベント進行は順調なようだねミス・桜」 「フェレンツェさん。えぇ、なんとか予定通りに進んでいます」 「そうか、それは何よりだよ。私はお祭りが大好きでね」 「あなたの周りはいつもお祭りのようですけどね」 「ハハハ、確かに」 「娘さんとご一緒しないんですか?」 「なに、急がなくても祭りは逃げやしないよ。私は責任があるのでね。万が一の事態に備え様子を見に来たんだよ…」 「インターフェイスですか…大変ですね」 「なに、理解ある協力者達が助けてくれている。私は幸せ者だよ」 「そうですか。なら、私もその協力者としてここの警備指揮はまかせていただきます。どうぞ祭りをお楽しみ下さい」 「…ホントに私は幸せ者のようだな。ここはお言葉に甘えるとしよう。古き友や知人がブースを出しているものでね。娘と挨拶に行ってくるよ」 「そうですか。では楽しんでいらしてください」 「君もよい祭りを…ミス・桜」 続く メインページへ このページの訪問者 -
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モンスターバスターズ・後編 ※注意!18禁です! 「ところでお兄ちゃん」 「ん?なんだユキ?」 観奈ちゃんを送り届けて戻ってきてユキが言った 「なんであのビリビリ、私にはなんともなかったの?」 「ああ、それか。その服のおかげだよ」 ユキに渡したヒラヒラ付き棒は、警察等で使う対神姫用捕縛装置なのであった そして巫女服は、それを遮断する為の防護服だったりする 「でもなんで巫女さんなの?」 「三都衣の趣味」 「…納得」 「まぁ事件も解決したし、寝るとする…う…」 「…!どうしたのお兄ちゃん!」 「ぐあ…なんか…オバケに…」 「え?でもオバケってミチルちゃんだったじゃない!」 「ユキ…お払いを…頼む…」 「え?でもどうやって?」 ユキの言葉を聞き、ゴロンと仰向けにある俺 「俺の上に乗って…」 「うん!」 「右手で棒を持って」 「こう?」 「…左ででスカートを上げて」 「こうかな…ん?」 いわれるままにスカートまであげてしまったユキ 「悪霊退散って」 「もしもしお兄ちゃん?」 ぷにぷに 「…なんでスカートの中をつつく…あん…」 「…ユキ…俺のモノに悪霊が取り憑いたんだ…お払いを頼む…」 ユキの下着越しに秘部を攻めながらお払いをお願いする 「あん…お兄ちゃん…おどかさないで…あんっ!…」 「早くしないと…大変な事に…」 そういってもう一方の手でユキの胸元を開く 可愛い胸が丸見えになる 「あっ…ダメッ…」 胸に愛撫を加える 「はぁ…ユキ…早く…」 「そんな事いっても…んっ…」 下着越しに攻めていた指を動かし、下着も剥ぐ。そして秘部に直に触れる 「ほら、はやくしないとユキも…」 「はうう…分かったよ…」 刺激されながらもなんとか俺の股間へと移動するユキ ガチャ…ジー… 俺の怒張したモノを取り出すユキ その間も秘部や胸、さらには腰やお尻にまで愛撫の範囲を広げていく俺…に憑いた悪霊 「はうう…悪霊…退散…あうっ…」 愛撫され感じながらも俺のモノ撫で始めるユキ 「うおっ…きもちいい…」 さらにモノに抱きつき、体を上下に揺すり始めた 「はう…悪霊退散…悪霊…んあ…退散…」 ユキの胸と腕が、カリに引っ掛かりとても気持ちいい… 「うん…うむっ…れろ…れろ…」 さらに先端をついばんだり、舐めたり… 巫女服はすっかりはだけ、うっとりとした目でモノにすがりつき奉仕するユキは、とても淫靡だ… その視覚と触覚の刺激に俺の興奮もあがってゆく くっ…このままでは… ユキの秘部とお尻への愛撫を強め、反撃をする 「ん…ああん…あうっ…」 身をよじらせ、快楽に悶えるユキ その動きでこっちもさらに気持ちよくなる …しまった、これじゃ逆効果だ… 「ん…れろ…どう?悪霊さん…もう…ダメ…?」 「くっ…もう…ダメだ…」 「んふ…それじゃあ…悪霊…退散!」 最後にぐっと身をよじり、俺のモノへトドメの刺激を与えるユキ 「ん!くうぅ!でるっ!でるうっ!」 最後の抵抗に、ユキへの刺激を強くした 「あうっ!ああ~~~~~~!」 どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!… ピンと背筋を伸ばし達したユキに、精液が降り注ぐ… ぴゅっ…ぴゅっ…ぴゅっ……ぴゅっ………ぴゅっ………… 「はぁ…はぁ…はぁ…」 「ん…はう…ああ…はうう…あ…」 「どうしたユキ?」 「…まだ、悪霊が残ってる…れろ…」 「うおう!」 「んふふ…悪霊…退散…」 しゅっしゅっしゅっ… 「おううっ!」 ユキの『お払い』はまだまだ終わりそうにない… 俺に憑いた悪霊は払われたのは、その後4回程出すまでかかった… 「御免なさいなのじゃ…」 「御免なさいなのだ…」 翌日、観奈ちゃんとミチルは、警備の人と部長に謝って回った 「…しかし香田瀬、よく犯人がミチルちゃんだって分かったな」 「まぁ、ウチのセキュリティに反応しなかったのと、一瞬だけ白い影が見えたのがね」 「…なるほどね、翼が見えたのか」 「本気で動かれてたら、見えなかっただろうけど。相手が人間だったのと、電力消費を押さえていたからギリギリ見えたんだろうな」 「だな、ミラコロまで起動されてたら、全く見えなかっただろうな」 こう考えると恐ろしいヤツだな、ミチルって… 「それはそうと健四郎」 ミチルが話しかけてきた 「ん?なんだ?」 「昨日の『お払い』、ちゃんと出来たのか?」 「ぶっ!」 見てたのか?見てたのかミチルさん… 「なんなら…今度あたしも…観奈にはナイショで…『お払い』してやってもいいのだ…」 頬を染め、モジモジしながら言うミチル… う、コイツこんなに可愛かったっけ…? 「でも…俺にはユキが…」 「あ…あはは…冗談なのだー!本気にするな!」 いつもの調子に戻って言うちるちる 「ちるちるいうなー!」 やっぱコイツの考えてる事はわからん… 「…事件も…解決して…めでたしめでたしです…ぱちぱち…」 「で、健四郎様、お払いってなんでございますの?」 「わー!花乃ちゃんまで!」 会社中に、俺の絶叫が木霊した… あとがき やっぱ観奈ちゃんのエロはヤバイよね(←犯罪です) え?ミチルはどうなのかって? 彼女はユキ達よりもずっと年上ですよ
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ぶそしき! これから!? 第2話 『イキトウゴウ?』 2-3 「いくのだーー」 『! ヒイロ、マシンガン撃って!』 「おう!」 駆け出すチャオを見て、友大はヒイロに指示を出す。 (フィールドに出たときには、プチマスィーンズはいなかった。飛び道具も持っていそうにないから、近づかれる前に――) 「あれ?」 ヒイロが素っ頓狂な声をあげる。 撃ち放つことなく、なぜか銃をいじっている。 「隙あり~!」 「ぐぇ!?」 横っ飛びのドロップキックをまともに受け、ヒイロが吹き飛ぶ。 闘技場の石畳の上を転がる。 『ヒイロ!? どうしたの!?』 「ぅく、マシンガンが撃てない! つーか、引き金を引けない!?」 いきなり目論見が崩れた友大が自身の神姫に叫ぶ。 そんなマスターにヒイロが叫び返す。 「ふっふっふっふ、おろかなり、なのだ!」 余裕綽々な様子でチャオが指を突きつける。 ■ ■ ■ 「おっ! あれ、あれじゃないか?――」 店内の大型ディスプレイに映った映像に、とある紳士な青年(武装神姫的な意味で)が気づく。 「あれだな……。初心者が陥るあれ」 「昔、マスターもやったよねー」 「ぶはぅぁ!?」 「ど、どうしたんだ!? いきなり噴き出してぇ!」 「うわっ。黒歴史がーー」 「ああ! マスターしっかり!」 「ああ、やるよなー。あれ」 「そのせいでDIEピンチに陥りました」 「やったことある。懐かしいなー」 「わたしもー」 「マスタァ、あれ」 「ああ」 「無様だね」 「あっはっはっはーーっ!」 「どこの筐体のバトルだ? 見にいこーぜ」 「よっしゃあ!」 気づいた多くの人間や神姫がその様を見やる。 悶えるものもいれば、懐かしがるものもいる。 呆れるものもいれば、大爆笑するものもいる。 野次馬に行くものもいる。 その反応は千差万別だ。 ■ ■ ■ (ど、どうして!?) 予想もしていなかった事態に、友大は焦りを覚える。 外で大きな歓声のようなものがあがるが、ヘッドギアを着用し、かつ混乱しそうになっている友大には気づくことができない。 (あ……) 友大に向かって、対戦相手から通信が入る。 『佐伯君。ヒイロが持っている銃ってなにかのプラモのだよね?』 『う、うん、そうだけど……』 慌てる主従の様子を見て、あることを察して成行は友大に通信を送る。 「ふっ、キサマの持っている銃はただのプラスチックの塊、ただの銃の形をした鈍器にすぎないのだ!」 「な、なにぃ!?」 『神姫の武装パーツには、データチップが付いているのは知ってる?』 『うん』 友大の脳裏に、おもちゃ屋スターフィールドでのことが浮かぶ。 『チップのデータを読み込んで、その機能をバトル上で表現しているから、チップの付いていないものだと――』 『――ただその形をしただけの塊?』 『うん。そう思ってもらって良いかも。実際に撃ったりできる仕組みがあるなら、チップがなくても撃てたりするらしいんだけど』 「やーい、まぬけー」 「っ! こんにゃろー!」 『そうなんだ。ありがと成行さん。 ヒイロ! マシンガンは捨てて、ハンドアクスに持ち替え――』 「ぇ――ぎにゃあっふ!!?」 指示を出そうとした友大の声を遮るかのように、とんでもなく鈍くて重い打音と、珍妙で奇妙な悲鳴があがる。 『ちゃ、チャオーー!?』 悲鳴の主はチャオだった。 惨状に気づき、そのマスターの成行も悲鳴をあげる。 「へん、どーだ!」 (うわぁ……) その惨状を引き起こしたヒイロは得意満面な様子で腕組みをしている。 さっきまで手に持っていたマシンガン(鈍器)はすでに手にはなく、今はチャオの顔面にめり込んでいた。 ふらりと、チャオの身体がのけ反る。 ちなみに、今の一撃でチャオのライフは4割ほど削れている。 「―ーにぅぅぅぅぅあああああーーーーっっ!?」 マシンガン(鈍器)が顔から離れて落ちる。 同時にチャオがもんどりうって闘技場の石畳に崩れこみ、両手で顔を押さえて悶絶する。 「……」 ヒイロはその痛々しい様に目を背けず、しかし動かずにいる。 『し、しっかりチャオ!』 「――ぅく、ゆ、油断したのだ」 痛々しい跡が残る顔をさすりつつ、涙目で自身のマスターに応える。 「よし、バトル再開だな」 チャオの様子を見て、ヒイロがハンドアックスを構える。 『ヒイロ、待っててあげたの?』 そんなヒイロの行動に、友大がふと思いついた疑問をぶつける。 「ん~、あのままボコったら何かつまらない気がしただけだぜ」 『……そうだね』 ニッとした自身の神姫の笑みを見て、そのマスターはなんとなく納得する。 「よくもやってくれたな~。お返ししてあげるのだ!」 「やってみろよ!」 2姫が互いに構える。 『やれ! ヒイロ!』 『行って! チャオ!』 「「おう!」」 互いのマスターの指示を合図に戦闘が再開される。 「くらえ!」 ヒイロが先手を取る。手に持ったハンドアックスでチャオをカチ割りに行く。 「防御!」 チャオがすかさず左腕の防壁で受け止める。 「うにゃ!?」 予想外の衝撃とハンドアクスの刃が防壁の装甲に食い込んだことに驚愕する。 「このまま――」 押し切ろうとヒイロが力をこめる。 『! 距離を離して!』 「わ、分かったのだ!」 「――ぐぅ!?」 とっさのマスターの指示に従うために、チャオはヒイロの胴体を蹴り飛ばして距離をとる。 『ヒイロ!』 「大丈夫だぜ。こんなのダメージにも入らない!」 マスターの心配そうな声に強がる。 『チャオ! 相手の攻撃はなるべく避けて! 安全重視!』 「分かったのだ!」 マスターの指示を聞き、チャオはヒイロに飛びかかる。 「この!」 「ちょいや!」 迎撃しようとしたヒイロの一撃を横に素早く動いて回避する。 「反撃ぃ!」 斧を振り切り、体制を崩したところに左手の防壁を叩き込む。 「ぅぐ! ――くそっ!」 腹部に攻撃を受けてヒイロが呻く。 しかし、無理やり体勢を戻してハンドアクスをチャオに向かって横薙ぎに叩きつける。 「当たらないのだ~」 身を屈めてチャオは横薙ぎの一撃を回避する。 そして勢いのまま身体を回転させて、体勢を大きく崩したヒイロに足払いする。 「うぉ!?」 大きく体勢を崩していたこともあり、堪えることはできずに地に倒れ伏す。 「これもあげるのだ! オマケあたーっく!」 「ぐぁ!」 すかさず追加の一撃。 倒れたヒイロにストンピングキックを食らわせ、鈴の音を響かせる。 「こ、このやろ!」 ヒイロが跳ね起きるが、すでにチャオは離れて距離をとっている。 「へっへーん――こぅげっき、やっまもり、てんこもりぃー♪」 ヒイロが補足仕切る前に、チャオは動き回りながらジャブやローキックを叩き込んでいく。 「ちょこまかとぉ……っ!」 『チャオ! その調子で続けて!』 ヒイロの攻撃を回避し、その隙に攻撃、離脱を繰り返すチャオを成行が応援する。 (こ、このままじゃ……) 一方的になってきている展開に友大は焦りを覚える。 ヒイロは頭に血が上ったかのようにがむしゃらに攻撃し、反撃を食らい続けている。 ろくに防具を身に着けていないせいもあってか、軽い攻撃でも見る見るうちにヒイロのライフが削られていく。 (このままじゃ負ける。どうする? 何か指示? どうしたら? 武装を変える? いや、武装って言っても、ハンドアクスの他にはバズーカしか……) ぐるぐると思考が回る。 頭が混乱しそうになる。 その間もヒイロのライフは削り取られ続けている。 (指示、武装、指示、武装、指示、武装――) ヒイロの武装を見る。 今ヒイロが持っている武装は手に持っているハンドアクスと背負っているバズーカのみだ。 「武装――あ!」 友大の頭に閃きが走る。 「ヒイロ、わざとやられて距離をとって!」 ヒイロにだけ聞こえるようにして思いついた指示を出す。 「なんで!? いや、分かった!」 疑問が浮かぶが承諾する。 ヒイロ自身、このままでは負けることは理解している。 すぐに指示に従う。 「えいっ!」 「ぐぅ!」 チャオのキックを再び足に受ける。 今度は堪えることなく、そのまま勢いをつけて跳ぶように地面に転がっていく。 「逃がさないのだ!」 思わず、チャオはヒイロを追う。 『チャオ――』 『――バズーカ!』 チャオを止めようとする成行の声を遮り、友大が叫ぶ。 「ああ! 食らえ!!」 ヒイロが素早く背のバズーカを手に取り、構えてある箇所を押し込む。 「そんなの――」 弾けるような音が響きわたる。 バズーカから弾丸が射出される。 ヒイロの持っていたバズーカは元々バネ仕掛けで射出するギミック付きの物だった。 実際に撃てるものなら、データチップが付いていなくても弾を撃つことはできる。 弾はチャオに向かってまっすぐ飛び、 「――へなちょこ~」 あっさりと防がれた。 バネ仕掛けで放たれた弾丸の速度は大したことはなく、防御どころか両手で白羽取りをするかのように掴まれてしまっていた。 余裕綽々の笑みを浮かべるチャオ。 『殴って!!』 動じることなく、友大は最後まで指示を言い終える。 「応っ!!」 ヒイロがバズーカを両手で持って振りかぶる。 「にゃっ!?」 チャオが慌てて、両手で持った弾丸を捨てて構えなおそうとする。 「がら空きだぜ!!」 両手を上げていたためにあいてしまっていたチャオの横腹にめがけて、ヒイロのフルスイングが叩き込まれる。 「ふにゃあああーーっ!?」 翻る赤いマフラー。 凄まじい打音と軋み、木が砕けるような快音が仮想の空間に鳴り響く。 『ちゃ、チャオーー!?』 錐もみに吹っ飛び、天高く、高く打ち上げられるチャオに向かって成行が叫ぶ。 「これで、終わりだ!」 ヒイロがバズーカの残骸を投げ捨てる。 同時に、チャオが頭から墜ちて闘技場の石畳を砕き、一瞬突き刺さる。 「……」 わずかな静寂の後、倒立したオブジェが傾き、床に向かってゆっくりと倒れこむ。 儚く、鈴の音が鳴る。 「ぅ……にゃぁぁ……」 チャオの頭から、激突の衝撃で砕けた鉄耳装が落ちる。 力なく手足を床に投げ出し、ぐるぐると目を回しながらうめき声をあげる。 「……か、勝った?」 何時の間にか出ていた汗をぬぐい、呟く。 確認すれば、ヒイロのライフは残り1~2割程度、チャオのライフは全て失われていた。 ――WINNER HIIRO ■ ■ ■ 「にゅあ~~、負けたー! く~や~し~いのだ~~!!」 休憩所のテーブルの上で、チャオが駄々っ子のように手足をじたばたして泣き喚いている。 「あ、はぁ、はぁ……」 バトルが終わって気づいてみれば、何故か多くのギャラリーがいた。 拍手と生暖かい視線を送る彼らの前から逃げるように去り、今は力尽きて崩れるように休憩所の席で休んでいる。 「チャオ、良い子だから泣かないで。次がんばろう」 困ったように笑いながら、成行はチャオの頭をなでてなだめる。 「にゅあ~~……。もう少しで勝てると思ったのにぃ~~」 涙目で悔しそうにチャオがぼやく。 「あ、あははは……」 手のかかる妹をなだめるような成行の姿を見て、友大はイスの背にもたれたまま苦笑いする。 「マスター! マスターってば!」 そんな友大に呼びかける声が1つ。 「対戦での初勝利だぜ! やったぜマスター!」 「あっ……」 ヒイロに言われて初めて気づく。 最初の対戦では、友大達は負けてしまっていたのだ。 「うん、そうだね。おめでとうヒイロ」 「おう!」 身体を起こし、頑張ったヒイロをほめる。 成行がしているように友大はヒイロの頭をなでる。 くすぐったそうに、少し気恥ずかしそうにするヒイロを見ると、思わず顔に笑みが浮かぶ。 (弟がいたら、もしかしたらこんな感じなのかな……) ふと胸中にそんな思いが過ぎる。 一人っ子の自分では実際に感じることはないだろうがと、そんな想像をしてしまう。 「ヒイロ!」 そんな考えを打ち切るかのように、友大達に一声が浴びせかけられる。 「今回はチャオの負けだけど……、次に勝つのはチャオなのだ! しーゆーあげいん、なのだ!!」 チャオがヒイロに指を突きつけてそんなことをのたまう。 ちなみに、マスターお手製のクロースアーマーはバトル後すぐに脱いだ。 「おう、受けて立つぜ!」 そんなチャオにヒイロもニッカリ笑って応える。 「佐伯君」 神姫達の微笑ましい様子をうれしそうに見届けると、成行が友大のもとに近づく。 「負けちゃったけど、楽しいバトルだったよ」 右手を差し出す。 「あ……」 その行動は自然で、とても当たり前のことのように感じさせる。 自然と、友大の右手も差し出され、成行の手を握る。 「うん、僕も。楽しいバトルだったよ、ありがとう。またしよう」 そんな言葉が、自然と口から出ていく。 「――。ありがとう、本当に」 成行の顔にやわらかな笑みが浮かぶ。 春澄の名前の通りの、雪解けの後の晴れやかで暖かな春の空気を思わせる、そんな笑みだった。 (あははは……) 気恥ずかしさと嬉しさに、少年は少し頬を赤くそめる。 ――――To Be Continued☆ ――ヒイロの武装データが更新されました。 ウェポン:プラモマシンガン(鈍器) プラモバズーカ プラモハンドアクス ヘッド :なし ボディ :なし アーム :なし スカート:なし レッグ :なし リア :なし シールド:なし アクセ :赤いマフラー 前へ / 続く トップページ
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今のところこのゲームの始め方しかまともなページがないけど許してくれェーッ! このwikiはAC「武装神姫アーマードプリンセス バトルコンダクター」の非公式wikiです。 【公式】:https //p.eagate.573.jp/game/busoushinki/bc/ ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にゲーム内のエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ゲームに関する問い合わせに関してはこちらから ※文章の著作権は当wikiにあります。内容の複写、転載を禁じます。 ※当wikiで使用している画像、情報等の権利は、コナミホールディングス株式会社に帰属します。 ※ぶっちゃけwiki作成慣れてなさすぎるので協力者募集してます。誰ぞ頼む…
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私にも敵が見える気がしたが別にそんなことはなかったZE☆ 「樹羽……」 「何、顔近いよ」 私は絵美ちゃんとのバトルに勝った。 華凛のことだから、てっきり抱きついたりしてくるかと思っていたら、なぜかすごい顔をしてこちらに迫ってきた。 「樹羽、今までまともに神姫バトルやったことないでしょ」 「ううん、ない」 「じゃあ、小さい頃に空手とか」 「幼稚園から小学一年まで合気道をy」 ガッと肩を捕まれる。 「なんであんなに手慣れてるのよ! ていうかレールアクションまで防ぎ切ったわよね!? どういうことなのよ! 訳言えわけぇぇぇぇっ!!」 ガクガクと揺さぶられ、まともに会話どころか呼吸まで危うい。 「華凛さん落ち着いて! 樹羽が死んじゃいますよ! 白眼剥きそうですよ!」 シリアの声が遠くに感じる。もう、だめかもしれない。 「はい、言いたくなる気持ちもわかりますが、まずは落ち着いてください。へたをすると本当に死にますよ?」 柏木さんに諭され、ようやく華凛は放してくれた。ちょっと首が痛い。 「で、説明してもらいましょうか?」 勝ったのに尋問されるってどういうことだろう。 「何に関して?」 「うん、まずはレールアクションをかわしたことについて」 イーアネイラの固有RAと、槍のレールアクションのことについてだろうか? 「……なんとなく」 「はぁっ!?」 「空気、というか気配みたいなもの」 「ありえない……神姫を始めてまだ数日の人がレールアクションをかわす。しかもなんとなくその場の空気で二回も……」 華凛が部屋の隅でぶつぶつと何か言っている。 「華凛?」 「……次の質問」 しばらくして、華凛がようやくこちらにやってくる。 「樹羽、仁さんと何回練習した?」 「数えてない。でも、一日に二桁はやった」 「まぁ、朝から晩まで文字通り神姫漬けでしたからねぇ」 柏木さんもうんうんと頷いている。 確かに、大抵神姫にライドして実践形式の練習で、疲れたら柏木さんに神姫の話を聞いたりしていたから、神姫漬けと言っても過言じゃない。 「だからって、あたし樹羽があそこまでアグレッシブに動けるとは思ってもみなかったわよ……神 姫に触れて少しは私以外の人とのコミュニケーションを学んでもらおうと思ってただけだったのに……何? とんでもない原石掘り出しちゃったのあたし?」 また華凛は隅でぶつぶつ言っている。 まぁ、華凛の目測は決して外れではなく、他人とのコミュニケーションは取れてきたと自負している。ただ、神姫バトルが思っていたより面白かったから、ついついのめり込んでしまっただけだ。 「華凛お姉ちゃん、なんでそんな隅にいるの?」 絵美ちゃんは心配そうに華凛に駆け寄る。 「うん……ちょっと理解しがたい問題があってね。それを理解するために時間がかかるの」 「??」 絵美ちゃんはまだよくわかっていないようだ。 「でも、そこまで神姫漬けだったなら……まぁ、百歩譲って理解できるか……」 華凛がふらふらとこちらに戻ってくる。 「でも、まだバーニアの制御はうまくいかない。落ち着けばなんとかなるけど」 空気が死んだ 「……仁さん、知ってた?」 「……いえ、さすがに知りませんでした」 「……??」 何かまずい事でも言っただろうか? なにやら2人とも部屋の隅に行ってしまった。 「樹羽、悪いけどもう一回言ってみてくれない?」 「だから、バーニアの制御はまだうまくいかないって……」 「すみません、僕は彼女を甘く見すぎていたようです……」 柏木さんがぐったりと椅子にもたれかかっている。 何故? 「バーニアの制御って、いつもアイラがしてくれるやつだよね?」 「……そうね、その通りよ」 アイラまでもが、筺体の上でぐったりしている。 何故? 「シリア、何か変?」 「さぁ……私にもよく分からないけど……」 「マスターが天然なら、神姫が天然ってことね……」 華凛はさっきにも増してぐったりしている。 何故? 「樹羽、バーニアの制御ってどうやってるの?」 「えっと、自分が行きたい方向を決めて、バーっと」 「無意識に緻密な計算ガン無視ってこと? 天然もここまでくると、呆れる通り越して感服するわ……」 「これは、磨けばとんでもない大物になりますよ……」 「??」 樹羽は『荒削りな原石』の称号を得た! 後から聞いた話だが、普通のバーニアの制御とは口で言うほど簡単ではないらしい。 まず噴射角度を決め、そこからバーニアを噴射する時間と強さを計算するんだとか。その計算は、やろうと思ってできないことはないが、近接戦闘中や、咄嗟の回避などの時にはとてもじゃないができない。 そこで、それを神姫にやってもらう訳だ。 神姫の演算システムがあれば、さっき挙げた場合でも対応できる。ただし、マスターとの息があってないと、その後が続かない。 他にも武器の取り出しや、火器管制なども神姫が――リアライド時にはマスターが担当する。 が、私の場合その計算を抜きにしてバーニアを動かしていた。 ライドしている時、神姫の体は人間の脳からでた電気信号を各部位に送って動かすという。人が右手を動かす時に右手に電気信号を送るが、その信号をそっくりそのまま神姫の右手に送るというわけだ。 つまり、私は普通にバーニア制御をしていたが、あれはすごいことだったらしい。レアスキルとかνタイプとか言われた。 第五話の2へ トップへ戻る
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バトルマスター (ばとるますたー) 【更新時刻】 2006年12月22日09時13分03秒 【分類】 [職業] 【参照URL】 【関連語】 【意味】 1. 最上級職。全ての武器を取り出し攻撃する。 [らふぃ~] 2. 転職できる条件は力・速さがそれぞれ20以上、生命力15以上、器用さ18以上、レベル40以上である。 [らふぃ~] 名前 コメント
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入手条件 性格 声優 デザイナー 機体解説 性能プラス補正アビリティ マイナス補正アビリティ ライドレシオMAX時の上昇能力 EXカラー イベント 固有武装装備時ステータス 入手条件 PlayStation®Storeにて神姫カタログ第0号よりダウンロード購入 『神姫素体(600円)』 性格 基本性格設定はお世辞にも優秀とは言えないが克服する醍醐味はある。 「~じゃん」の語尾が特徴の元気な子。 だが驚くと語尾はそのままに方言のような口調に(三毛屋ベンガル戦後など)、讃岐弁? 釣り目からツンデレを想像してしまいがちで、実際口が悪い一面があるが根はとても素直でいい子である。 バトルに対しては「楽しむ/楽しめること」を重要視する傾向がある様子。そのためか元気のないマスター相手には「もっと元気を出すじゃんっ!」と言ったりも。 ロックが関係するかは不明だが、「超超超超生意気じゃんっ!!」「やる気も殺る気も当社比200パーセントにして~」「You、折角だから告白しちゃいなよじゃん!」のような独特な台詞回しをすることも多い。 ライバル神姫の場合、なぜか変人マスターがやけに多い為にかわいそうな子になっている。 ちなみに戦闘時の3Dモデルも釣り目カワイイ。 +戦闘前セリフ一例 ネタバレの恐れあり/シナリオ購入の必要あり 「呪いの神姫なんて面白いじゃんっ!どんな力を持ってるのか、バトルの中でどんどん見せてほしいじゃんっ!」(vs青山遊馬) 「にゃーにゃーうるさいじゃんっ!ネコが鳴くのは三味線になってからにするじゃんっ あんたなら、きっといい音するじゃん!!vs三毛屋ベンガル) 声優 平野綾(涼宮ハルヒの憂鬱:涼宮ハルヒ、他) デザイナー CHOCO(イグナクロス零号駅、ゼノサーガ等) 機体解説 名称:エレキギター型MMSベイビーラズ(MMS Type Electric Guiter BABYRAZZ) メーカー 素体:AVANT PHYSIQUE 武装:AVANT PHYSIQUE 型番:APG10 フィギュア発売:2010年9月30日 主な武装:スティック:シーダー・フィールドモデル(ドラムスティック。有名なアーティストが使っているものが「誰々モデル」として商品化されるのはよくあることであり、その流れを汲むものであろう。どう見てもロッドだろと思うのだが、両手で扱うためか、バトマスではダブルナイフに分類) NAGINATA ザ・エレクトリックベース(薙刀となる刃を装着したエレキベース、なのだがバトマスでは薙刀は無視されて楽器扱い…というより鈍器扱いになっている) マリー4 ザ・エレクトリックギター(銃口を持つエレキギター。バトマスでは、こちらはギターが無視されてガトリングに分類されている) ドラムモード(武装を組み替えて構成するドラムセット。未来の技術だし、そもそもどう見てもシンセドラムなので小さいが、 ちゃんとバスドラ、スネア×2、タム×2、シンバル×2、ハイハットという構成で、さらにフィギュアではドラム用ペダルまで再現されている。 バトマスでは専用RAでのみ見られる) ハンドメイド高級スピーカーメーカーと楽器メーカーが合併して出来た会社、AVANT PHYSIQUE(アヴァンフィジーク)は、 2040年、楽器/スピーカー用フルオートチューニングロボットと、自動演奏ロボットの技術を応用し、楽器型MMS「ベイビーラズ」を開発した。 本機の開発にあたっては、著名なロックバンド「ザ・リスン」のドラマー、シーダー・フィールド氏が監修に全面協力し、外観以上のパワフルな機体に仕上がっている。 ちなみに本機名称の「ラズ」は、同氏の飼っていた猫の名前からとったものである。 リアパーツ「ザ・リスン」の後ろに刺さっている三角形のパーツは、フィギュアではギターピックを模したLED点灯キーなのだが、材質のせいか非常に折れやすく、 しかも折ってしまうとLED点灯ができなくなるため、ベイビーラズのフィギュアを持っている紳士淑女にしてみれば、キーを指したままでのバトルなど絶対に論外であろう。 楽器の演奏、スピーカー、楽器のチューニングという機能は同時に開発されたAPV14紗羅檀と同様だが、本機はやや攻撃的なAI設定を施されており、 装備されている数々の武器とあいまって、バトルでは厄介な相手として恐れられることになるだろう。 また、ベイビーラズは目覚まし時計としての性能も優れており、派手な曲の演奏で確実にマスターを覚醒させることも可能である。 (え?ギターはまだしも、ベースやドラムだけで演奏されても…って?そんなの気にしたら負けじゃんっ!!) ちなみに、立ち絵では胸部およびスカートパーツを装備した絵が用いられているが、この状態がフィギュアでのデフォルトである。(この二つを装備した状態で箱に入っている。) 性能 LP ATK DEF DEX SPD 400 40 45 5 4 プラス補正アビリティ ダブルナイフ、楽器+1 マイナス補正アビリティ 爆弾−1 ライドレシオMAX時の上昇能力 攻撃力,武器エネルギー回復速度,スピード EXカラー A.薄い菫色(デフォルト) B.ライトグリーン C.金髪 イベント PlayStation®Storeにて神姫カタログ第1号よりダウンロード購入(500円) +ネタバレ ※DLCだからなのか、シナリオを進めても称号は追加されない模様 発生条件 イベント名 備考 LOVE2 自宅 ロックを流すじゃん! LOVE5 ゲームセンター 一生のパートナー? LOVE7 自宅 キレイにするじゃん! LOVE9 自宅 公園に行くじゃん! LOVE12 ゲームセンター バンドをやるじゃん! バトル有(vs雪乃&ホワイティローズ) LOVE14 ゲームセンター 新メンバーじゃん!? バトル有(vs緋美香&ベルベット) LOVE17 ゲームセンター 初練習じゃん!? バトル有(vs緋美香&ベルベット) LOVE19 ゲームセンター ロックじゃない! LOVE20 ゲームセンター バラバラじゃん・・・ LOVE22 フィールドマップ 2人だけで練習!? LOVE24 ゲームセンター 仲間じゃん! 緋美香と組んでのタッグバトル(vsいかつい男A&ゼルゼル+いかつい男B&エウエウ) LOVE26 自宅 これがキス・・・じゃん? LOVE27 ゲームセンター バトルじゃん! ※実際のバトルはない LOVE28 ゲームセンター ライブじゃん! LOVE30 自宅 マスターのために・・・ 専用RAEX入手 +LOVE30イベントで… ベイビーラズが演奏してくれるのは、「イイじゃん♪」という曲。武装神姫 Character Song Special Radio Rondoに収録されている。 固有武装装備時ステータス +We Will Rock Y☆ LP 5800 SPD 60 DEX 64 CHA 297 DEF 622 火器 15% 光学 10% COST 480 アビリティ 防御力-2 ステップ性能+1 ジャンプ性能+1 2段ジャンプ+1 グライディング+2 ロック範囲+2 スピード-2 DEX+1 CHR+1 SP+4 ダブルナイフ+1 爆弾-1 バズーカ+1 楽器+1 空いている武装:武器2つ、アーム、シューズ、シールド、アクセサリー3つ +We Will Rock Y☆EX LP 9601 SPD 102 DEX 105 CHA 480 DEF 1026 火器 25% 光学 10% COST 834 アビリティ 防御力-4 ステップ性能+2 ジャンプ性能+2 2段ジャンプ+1 グライディング+2 ロック範囲+3 スピード-1 DEX+2 CHR+2 SP+6 ダブルナイフ+1 爆弾-1 バズーカ+1 楽器+1 空いている武装:武器2つ、アーム、シューズ、シールド、アクセサリー3つ